血液サラサラ検査とは、MC-FAN(エムシーファン)という装置を用いて赤血球、白血球、血小板などの血液成分が毛細血管をどのように流れるかを調べる検査です。
MC-FANは、半導体技術を駆使して作った毛細血管モデルに血液を流し、その流れる様子を顕微鏡で拡大しながらモニターに映して観察できる血液流動性測定装置です。実際に人間体内の毛細血管の内部を見ることは不可能ですが、採血した血液を毛細血管と同じ細さの通路に流すことで、血管内に近い状態を人工的に再現しています。
血液の流れが悪いと酸素や栄養が行き渡らないばかりか、動脈硬化を早め、脳梗塞や心筋梗塞を発症するリスクが高まります。
現在、血液サラサラ検査は実施しておりませんので、血液の流れ及び血液の硬さを見る頸動脈超音波検査と脈波検査(CAVI : キャビィ)を代わりに実施しております。
○流れが良い画像(サラサラ血液)
○流れが悪い画像(ドロドロ血液)